こんにちは、
横浜市港北区の「けあくる訪問看護リハビリステーション新横浜」 看護師の工藤です。
訪看に勤務していれば、いつか必ず「汚部屋」に出会います。
ですが、訪問看護師としてはどんな環境であってもケアを提供するためになんとか工夫して対応することが大前提です。
今回は、まだ訪問看護の経験が浅いスタッフから聞いた話しです。
高齢の姉妹だけで暮らす団地の一角。
若い時は非常に立派な職業に就き、しっかりと生活されてきたがために、福祉の手が入ることが遅れてしまったケースがありました。
訪問看護が介入するようになった時点では、すでに片付ける術が見当たらないほど物で溢れたお宅でした。ですが、長年この環境で暮らしながら少しづつ物が増え続けて来たために、お二人にとっては特に不都合も感じておらず、今更片付けを納得してくれることはありませんでした。
玄関でバイタルサインを1人づつチェックして、玄関でおくすりをセット。
そんな訪問が半年以上続きましたが、その間に少しづつ受け入れていただき、やっとなんとか手すりの設置を許可してくださったのです。
”この出来事で学んだのは「訪問看護師は、利用者さんとサービスをつなぐ重要な役割」を担っているということです。振り返れば、ココが自分の原点だったようにも思います。”
訪問看護師になってから初めて直面した、訪看の試練だったようです。
ケアを提供するためとはいえ、あくまでもそこは「利用者さんのプライベートな空間」です。
どんな状況であっても利用者さんが暮らしている空間を大切にし、信頼してもらうことで、更によいケアや支援につなげることができます。
利用者さんによっては、認知症や疾患のために新たなことを受け入れるのに時間がかかることもありますが、少しづつ丁寧な対応を続けることが大切と私も改めて思いました。
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