こんにちは、
横浜市港北区の「けあくる訪問看護リハビリステーション新横浜」 看護師の工藤です。
訪問看護のケアでは「爪切り」を希望されることが多いと感じます。
ご自分で爪のケアが出来ない方はもちろんですが、介護しているご家族の方からも「爪切りが怖くて出来ないのでお願いします」と言われることがあります。
高齢の方や麻痺や拘縮があったりすると、確かに爪が切りにくい!!
そして肥厚爪や爪白癬などのトラブルも多いので、ケアが必要なケースも多いんです。
今回は、そんな「爪切り」について語ってみようと思います。
訪問看護で爪切りを行うのは「トラブル予防」「清潔保持」「損傷の予防」などが目的です。
しかし、ただ爪を切るだけではなく、同時に観察も必要です。
爪の色や形、角質、周囲の発赤や主張、痛み、炎症、保清の度合いなど、爪以外にも観察ポイントはたくさんあります。
実際の爪カットでは「スクエアカット」が基本!
爪の角を落としすぎず、長すぎず、鋭利な部分はヤスリをかけて丁寧に。
でも時間内にケアができるように。
安全性と時間との戦いでもあり、結構神経を集中させて爪切りしています^^;
主に使う道具は
・爪切り
・ニッパー
・ゾンデ
・爪やすり
などで、必要に応じて角質削りや電動角質リムーバーなども利用します。
高齢の方にとって、爪切りはとても大切なケアの一つ。
爪のケアが充分でないために痛みを生じ、歩行が不安定になれば、転倒のリスクも高くなります。
転倒による骨折が生じれば、歩行困難となったり、寝たきりや認知症の原因にもなりかねません。
爪のトラブル回避は、利用者さんの生活を維持、向上させることにもつながります。
もしも日々訪問するなかで、爪のトラブルに気づいたら利用者さんにこちらから爪のケアを提案してみましょう。
その際は、爪のケアによって防げるリスクについても説明を加えると、納得してケアを受け入れてくれるかも知れません。
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