病院勤務の中で感じていたこと
今日は、私がなぜ訪問看護に挑戦したのか、その理由についてお話ししたいと思います。
思い返せば、X年前。
私が看護師を目指したきっかけは、「人の役に立つ仕事がしたい」と思ったことでした。
誰かの支えになれること。
困っている人の力になれること。
そんな仕事に魅力を感じて、看護師の道を選びました。
看護師になってからは、長い間病院で働いてきました。
病院での経験は、本当に学ぶことが多かったです。
採血や点滴、処置の技術。
急変時の対応。
多くの疾患についての知識。
病院勤務を通して、看護師としての基礎を身につけることができたと思っています。
ですが、働き続ける中で、少しずつ感じることがありました。
それは、「毎日が忙しすぎる」ということです。
目の前の業務をこなすことに精一杯で、気づけば患者さん一人ひとりとしっかり向き合う時間が少なくなっていました。
- ナースコール対応
- 記録
- 処置
- 入退院対応
毎日やることが多く、時間に追われる感覚が強くなっていったのです。
もちろん、それも大切な看護です。
ですが私は次第に、「もっと人を看たい」と思うようになりました。
「人」を看る看護がしたいと思った
病院では、どうしても治療や処置が中心になります。
限られた時間の中で、安全に医療を提供することが求められるからです。
ですが私は次第に、「この人はどんな生活をしているんだろう」と考えるようになりました。
退院した後はどんな毎日を送るのか。
どんな不安を抱えているのか。
本当は何に困っているのか。
そうした“生活”の部分が気になるようになったのです。
もっと利用者さん一人ひとりの思いを知りたい。
もっと丁寧に関わりたい。
そんな気持ちが強くなっていきました。
もしかすると、今病院で働いている看護師さんの中にも、同じような思いを抱えている方がいるかもしれません。
「毎日忙しくて余裕がない」
「患者さんとゆっくり話せない」
「もっと寄り添う看護がしたい」
そんなふうに感じたことはありませんか?
訪問看護で出会った看護の形
そんな時に出会ったのが訪問看護でした。
訪問看護は、利用者さんのご自宅へ訪問して看護を行います。
病院とは違い、その方の生活の中に入っていく看護です。
実際に訪問看護を始めて感じたのは、「まず人と向き合うことから始まる」ということでした。
利用者さんの好きなこと。
生活リズム。
ご家族との関係。
大切にしている時間。
そうした背景を知りながら、その方に合った支援を考えていきます。
もちろん医療的なケアも行います。
ですが、訪問看護では“その人らしい生活”を支えることがとても大切です。
利用者さんのお話をゆっくり聞ける時間がある。
小さな変化に気づける。
「来てくれて安心した」と言っていただける。
そんな毎日に、私は訪問看護の魅力を感じています。
訪問看護は生活に寄り添う仕事
訪問看護では、病気だけを見るわけではありません。
その人の暮らし全体を見ながら関わっていきます。
「家で過ごしたい」
「自分らしく生活したい」
そんな思いを支えるのが訪問看護です。
時には利用者さんと一緒に笑ったり、悩んだりすることもあります。
ご家族のお話を聞くこともあります。
そうした関わりを通して、「看護ってこういうことだったな」と改めて感じる場面がたくさんあります。
病気だけではなく、その人自身に向き合えるのが訪問看護の魅力だと感じています。
同じ思いを持つ看護師さんへ
訪問看護は、一人で訪問する不安もあります。
病院とは違う難しさもあります。
ですが、それ以上にやりがいを感じられる仕事です。
利用者さんと丁寧に向き合いたい。
一人ひとりに寄り添った看護がしたい。
生活を支える看護に興味がある。
そんな気持ちを持っている方には、訪問看護はとても合っていると思います。
「自分にできるかな」と不安に感じる方もいるかもしれません。
ですが、病院での経験は必ず訪問看護でも活かされます。
まずは一度、訪問看護の現場を知ってみませんか?
実際に見てみることで、新しい看護の魅力に気づけるかもしれません。
訪問看護ステーションまるっとけあでは、「人」に向き合う看護を大切にしています。
同じ思いを持つ看護師さんと、一緒に働けることを楽しみにしています。










